『窓の彼方へ』 高知、須崎公演、終了しました。
観劇くださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
いつものことではありますが、たくさんの方々に助けていただきました。
かるぽーとのスタッフの方々や、宴会の方々。
例え高知の酒と肴が9割目的だとしても、大阪から駆けつけてくれた劇団員。
同じく大阪から駆けつけてくれた、いちびり一家の劇団員の皆様。
仕込みバラシを早く終えることができたのは、皆様のおかげです。
心から感謝しております。
本当にありがとうございました。
須崎公演を終え、バラシて高知市に戻り、大宴会の始まりです。
一件目、魚屋さんの美味しい魚をアテに、飲み放題セット。
二件目、多人数が収容できる居酒屋にて、飲み放題セット。
三件目、朝までカラオケ、フリープランで、飲み放題セット。
飲み放題三件ハシゴは、初体験ですわ。
さすが高知っ。
よぅ飲みはる。
飲み放題ではありませんが、私はカラオケ前に、しっぽり屋台チームに参加していたので、四件コースになりますな。
しっぽり屋台チーム終了後に、しっぽりメンバーと一緒に帰る選択肢はありました。
よせばいいのに、自ら滅裂カラオケに足を踏み入れてしまいましたの。
朝焼けの中、ラストに中島みゆきの「地上の星」を大合唱しました。
私もまだまだ若いっ!!元気だっ!!
とか思いつつ、大阪に戻り、なんとも覇気のない後片付けを終え、帰宅。
本日19時過ぎに目覚めました。
恐ろしい、高知マジック。
そんな高知に魅了されてしまっとるのです、私。
『窓の彼方へ』の大阪稽古が終わりました。
宴で始まり、宴で終わった今回の稽古。
稽古後には、毎日のように宴がございました。
いぇ、毎日、宴でした。
乾きモンのアテだけでなく、なにかしら手料理がでてくる宴です。
魚料理の日。粕汁の日。冷やし饂飩の日。
じゃがいもの日。パスタの日。たこ焼きの日。もつ鍋の日。
「同じ釜の飯を食うのは、集団としていいことだよ。」
と、内藤座長が言っとりましたよ。
お陰様で、みんなして増量しとります~。
稽古は、一週間前から毎日通して流れを確認。
言葉を最小限に抑えた作品なので、関係性をより繊細に。
どう見えてるか、を大切に。
妙に恐ろしい。
妙に緊張します。
前回の『窓の彼方へ』に出演した時にも思いましたが、だいぶん昔に公演した『賞金稼ぎ』のオープニングを思い出さずにいられない。
とある喫茶店のシーンなのですが、集団で異様な緊張感をつくりあげます。
少しでも動くと、つくり上げた緊張感が台無しになってしまうとめちゃくちゃ怒られた。
身体のゆるい私は、特に怒られた。
本番前に、何も喉を通らないくらい緊張した記憶があります。
トラウマでしょうか。
妙な恐怖心はありますが、ピアニストの仲道郁代さんが入ることでどう変わるのか。
やっぱり楽しみで仕方がないのですなぁ。
きっと、劇場の響きによって演出も変わるかもしれない。
あぁ、怖いけど、楽しみ。
何でしょうね、これ。
イヤン。
ついに高知移動です。
さてさて、荷造りでもすっかなぁ。
荷造りせねばなぁ。
荷造りかぁ。
イヤ~ン。
座長が、北海道出張から帰ってきました。
美味しい魚やうにを土産に持って帰るということで、座長が稽古場に着くまでの間、鍋やら納豆丼やら、事前に宴の準備が始まりました。
その間、『窓の彼方へ』の出演メンバーは、お稽古です。
3日間の自主練の確認を含め、ムリヤリ通してみたり。
そして、宴が楽しみで仕方なかったり。
空晴のべっちや、いちびり一家のミホマリちゃんやゆうちゃん、たまたま衣裳を取りに来た『宝島』に出演していたこまのんも宴に参加してくれました。
盛大な宴は、わくわくして楽しいッス。
昨日、稽古場に着くと、木之内頼仁さんがなめこ汁を作ってくれてました。
東京在住の大先輩が何故、稽古場に?
何故、万歳の稽古場で鍋料理を?
突然のことで、頭ん中真っ白になりました。
本日より伊丹のアイホールで公演される、燐光群の『帰還』に出演しているということで、前日に万歳の稽古場に遊びに来てくださったようです。
東京公演では、毎回観劇くださり、飲み会では厳しくも独特な面白い意見をくださる。
大先輩にも関わらず、気さくに声をかけてくれる木之内さん。
初めて自分のお金で観劇した、第七病棟の『人さらい』にも出演されていました。
訳も分からず、衝撃を受け、今でも忘れられない『人さらい』に出演していた役者さんと、こうして肩を並べて写真を撮れるなんて、当時高校生だった私には想像もつかんでしょうな。
この写真を撮ってる時、ふと、感動しちゃいました。
本日、伊丹のアイホールにて初日です。
木之内さん、老体に鞭打って頑張っとるそうです。
是非、ご観劇下さいっ。

中道さんの飲みっぷりに惚れ惚れした、稽古初日でした。